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2007年11月21日 (水)

熊本県宇土市網引町 妙見社(白鹿神社)の水

Img_0001 今日は、宇土市網引町の妙見社・白鹿神社の水を紹介します。(写真の煙は落ち葉を燃やしている煙です)

宇土市には名水百選に選ばれている有名な轟水源がありますが、水源の湧水は「必ず煮沸して飲んで下さい」と掲示されている通り、そのままでは飲料には適さないレベルの水質です。

この妙見社の湧水は雨水がろ過されて地下から湧いてくるタイプの、この周辺域では大変貴重な水源です。

Img_0002_2 湧水池の中には、樹齢400~700年はあると思われる御神木の大イチョウの銀杏が多数落ちていました。銀杏の身の大きさも中々のものです。

最初は御神木の下からの湧き水だと思いましたが、ちゃんと気泡をボコボコと出しながら地下から湧いてきているそのまま飲料できる大変綺麗な湧水です。

上流域に水質を悪化させる要素が無い・少ないことが重要であり、個人的な評価は轟水源よりはるかに高いです。

実際に飲んでそのまま飲料可能であるのを確かめましたし、神社・水源域を管理されている現人神様のような方と少し長くお話をさせていただいて確忍しました。

Img_0003_2この方との会話の中で、中山間部の高齢化・後継者問題・農地や山河などの環境の維持さえ難しいという現実問題のお話を聞かせていただきました。

妙見社に到着するまでに、放置された農地や空き家が多い地域の様子を数箇所廻りながら見てはいましたが・・・都会の役所の方々にも話を聞いて欲しいシビアな現実でした。

Img_0004_2 妙見社には大きな御神木がイチョウの他に数種存在していましたが、私もいまだにちょっとしたトラウマになっている平成3年の台風の被害に遭って、イチョウを含めてかなりダメージを受けていました。

現在は降水量の影響で湧水量は少ないです。

Img_0001_3 妙見社の上方には、もう一つ湧き水があります。

こちらは煮沸が必要かな?話を聞くと、なんでも元気のいいイノシシ君がやってきて、物を壊したり水浴びをしたりするそうです。

Img_0002 目印です。ここから右へ、御神木の大木が見えてきます。

この川は上流域から下流域までの距離が短く、ちょっと残念なのですが、川の水が汚れていく様子が山を切り出す採石場付近までで十分解かります。

合成洗剤などからなんとかならないものかな・・・

今日はあらためて自然と共生して、自然と共に生きるという人間本来の生き方の難しさを感じました。

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